桂離宮
桂離宮は 京都市西部を流れる桂川の西岸 桂川大橋の袂にあります。
宮内庁「桂離宮への交通案内」
参観は無料ですが 三ヶ月前からの予約が必要です。
宮内庁 参観申し込み
宮内庁「桂離宮」施設案内
桂離宮 御成門(表門)
竹の穂垣に挟まれた御成門(表門)の門柱は檜丸太で 袖も扉も磨き竹を詰打ちにした簡素な門。
普段は閉じられていて 皇族方や国賓級の方々の来訪の時のみ開かれるようです。
一般参観者は表からも内側からも 拝見するだけですが 御幸門と御成門の中ほどまで近付くことが出来て ゆっくりと撮影することもできます。
御成門から御幸門までの両側にはモミジが列植されていて その足元には一面の苔が広がっています。
苔は大切にされていて 参観の途中で飛石を外れて苔地を踏もうものなら 列の最後尾を守る皇宮警察の方から ご注意を受けることになります。
桂離宮 通用門(黒御門)
表門から竹の穂垣沿いの通路を進むと通用門(黒御門)があり 一般参観のある時間には開かれています
北側にある駐車場からは真っ直ぐ伸びる通路があり その先の右が通用門。
その通路の西側には細い流れがあり 岸にはモミジなどが植えられています。
四つ目垣の向こうは離宮内で 参観者休所や皇宮警察の詰所などが並んでいます。
通用門(黒御門)で「参観許可証」を示して門内に入ると 左手奥に庭園への木戸が見え 開いていると黒文字垣が見えます。
正面右手には皇宮警察の詰所があり 左奥には内玄関が見えます。
参観の時間が来るまでは 右手奥の参観者休所で待機するように促され 展示物を拝見したりビデオを見たりして待つことになります。
時間になると案内の方がみえて 参観する上での諸注意を伺ってから ようやく木戸をくぐってお庭に入ることができますが 先頭の案内の方と最後尾の皇宮警察の方に挟まれて 遅れないように一列になって進まなければなりません。