桂離宮

桂離宮は 京都市西部を流れる桂川の西岸 桂川大橋の袂にあります。
  宮内庁「桂離宮への交通案内」

参観は無料ですが 三ヶ月前からの予約が必要です。
  宮内庁 参観申し込み
  宮内庁「桂離宮」施設案内

桂離宮 雪見灯籠

京都 桂離宮 雪見灯籠
2012年4月26日

京都 桂離宮 雪見灯籠
2012年4月26日

京都 桂離宮 雪見灯籠
2012年4月26日

土橋を渡ってすぐの所に 右手の書院群に向かう道がありますが その辺りの左手に雪見灯籠があります。
姿がよく同類中の逸品と言われています。

笑意軒への行きと帰りの二度 前を通りますが 笑意軒からも対岸にその姿を見ることができます。
二枚目と三枚目の写真は 笑意軒からの撮影です。 右に見える土橋を渡ると園林堂です。

京都 桂離宮 雪見灯籠
2014年3月8日

京都 桂離宮 雪見灯籠
2014年3月8日

京都 桂離宮 雪見灯籠
2014年3月8日

園林堂正面の土橋を渡ると真っ直ぐ伸びる道が続きますが 梅が列植されていて「梅の馬場」と呼ばれていました。

京都 桂離宮 梅の馬場
2014年3月8日

京都 桂離宮 梅の馬場
2014年3月8日

京都 桂離宮 梅の馬場
2014年3月8日

季節には 可愛い花を見ることができます。

「雪見灯籠」の周辺は 下図のような位置関係にあります。

雪見灯籠周辺 略図

桂離宮 笑意軒 三光灯籠

桂離宮 笑意軒 三光灯籠
2013年6月3日

桂離宮 笑意軒 三光灯籠
2013年6月3日

桂離宮 笑意軒 三光灯籠
2012年4月26日

雪見灯籠の対岸 笑意軒前面の舟着場東端近くに 三光灯籠があり 舟べりの照明に笠と火袋だけで殊更に低く置かれています。
火袋の 丸、四角、三日月形の窓は 日、月、星 を表わしている とのこと。

笑意軒からでは一段低い位置にありますので 雪見灯籠の前を通る辺りからの方が よく見えます。

桂離宮 笑意軒
2013年8月16日

桂離宮 笑意軒
2014年1月15日

桂離宮 笑意軒
2012年4月26日

三光灯籠の形は 笑意軒の建物の姿に似せて作られた とのこと。

桂離宮 笑意軒 三角灯籠

桂離宮 笑意軒 三角灯籠
2012年4月26日

桂離宮 笑意軒 三角灯籠
2013年1月31日

桂離宮 笑意軒 三角灯籠
2012年4月26日

笑意軒前面の延段にかかる手前右手に 三角灯籠があります。
生垣の足元にあるので 帰り道の方が見つけやすいかもしれません。

雪見形の変形と言われていて 笠も火袋も中台も脚もすべて三角形の 他に例の無いものです。

火袋の窓が 丸、四角、三日月形とそれぞれ形が違っているのも面白い と写真集の説明には書かれていましたが 丸形の窓は園路の反対側なので 四角い窓の向こう側に僅かに見えるだけです。

桂離宮 笑意軒 「草」の延段

桂離宮 笑意軒 「草」の延段
2013年8月16日

桂離宮 笑意軒 「草」の延段
2013年10月1日

桂離宮 笑意軒 「草」の延段
2013年10月1日

笑意軒前面には土廂に平行して建物よりも長い延段が設けられています。
ほぼ大きさの揃った耳石を並べ 大小様々の自然石ばかりを固めたもので「草(そう)」の形式を表わしたもの とのことです。

外腰掛前面の延段には一部切石が使われていて「行の延段」と呼ばれ 切石ばかりが使われている御輿寄前庭の延段は 「真の延段」と呼ばれています。

延段の 真・行・草

桂離宮 御輿寄 「真」の延段
2008年11月20日

桂離宮 外腰掛 「行」の延段
2008年11月20日

桂離宮 笑意軒 「草」の延段
2008年11月20日

御輿寄 「真」の延段: 切石のみを組み合わせた延段
外腰掛 「行」の延段: 切石と自然石を交えた延段
笑意軒 「草」の延段: 自然石ばかりを固めた延段

「笑意軒」の周辺は 下図のような位置関係にあります。

笑意軒周辺 略図