和みの庭



ツバキ 百合椿 (ユリツバキ)

  • Camellia japonica`Yuritsubaki'
  • ツバキ科 常緑高木
  • 濃紅色 一重 ラッパ咲き 細筒しべ 中輪 京椿

和みの庭のツバキたち  鉢植え   庭植え

花も葉も ユリのような姿のツバキです。
特に葉は 孔雀椿とともに ツバキの中では最も細長いようです。
江戸時代の「草木錦葉集」には 「金王百合葉 : 葉細長し つばきのうち最上のつや」 と  記されているようです。

その後 一時は姿を消したかと思われたのが 京都 上賀茂神社の社家で 「笹葉」として大切に 保存されていたことが 昭和37年に発見されたようです。
樹勢は弱いようですが そのお宅では大きく育っていて 少し枝垂れるように伸びた枝に たくさんの花を 咲かせている写真が 「京椿」という本に載ってました。

花には白斑が入ることがあるようで 最初は斑入り 二番目の花は無地花でした。