ツバキ「永楽」・「蝦夷錦」
ツバキ 永楽 エイラク
Camellia japonica 'Eiraku'
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暗紅色 一重 筒咲き 筒しべ 花糸は赤 小~中輪
「黒侘助 クロワビスケ」とも呼ばれるがヤブツバキ系で ワビスケツバキではない。
肉厚の花びらは光沢があり 「黒椿」同様 株全体に紅紫色の色素が多い。
「永楽 エイラク」に白斑が入ったものは 「福鼓 フクツヅミ」と呼ばれる。
ツバキ 蝦夷錦 エゾニシキ
Camellia japonica 'Ezo-nishiki'
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白~淡桃色地 濃紅色縦~小絞り 八重咲き 筒しべ 中輪
よく似た品種は多いが この品種は葉の波曲が強く よじれるのが特徴
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る古い品種。
成木になると 花色の変化した枝が生じやすく 白無地や赤無地の花も咲くようになる。
様々な色の花が咲く様子から シーボルトは「トライカラー」と名付けて 帰国時にヨーロッパに持ち帰っている。
白無地の花は「白蝦夷」 赤無地の花は「赤蝦夷」と呼ばれる。
「白蝦夷」に吹掛け絞りや小絞りが入ったものは 「都の錦 ミヤコノニシキ」
「赤蝦夷」に白斑がはいったものは 「錦重 ニシキガサネ」 と呼ばれる。