桂離宮 2014年1月15日
[ 桂離宮
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午後の陽が当たって 竹の穂垣が明るく撮れた。
竹の穂垣に沿って進むと通用門が見え その手前に 大きく育った古木。
背が伸びすぎて よくわからないが 梅かしら。
太い丸太の支柱にもたれるように 斜めに立っている。
幹は半分ほど空洞になり 苔や草が生えている。
参観者の待合所には展示場も併設されていたが 今は工事中で 展示品は全て撤去されていた。
写真パネルだけが残されていたので 撮影させていただいた。
どれも 一般参観者には撮れない写真ばかり。
一枚目のパネルは 書院群と月見台 そこから続く階段状の飛び石と船着場。
これぞ「桂離宮」! という写真だけど 参観順路からは この角度の景色は見えません。
多分 月見台下から橋を渡った中島からの撮影。
二枚目のパネルは 古書院 一の間と二の間。
左奥の 床の間が見えるのが 一の間。
一の間と二の間の東側(写真左手)には広縁があり その東に月見台が続く。
三枚目は 襖の唐紙。
五三の桐の文様に含まれる雲母が光を反射して 室内を明るくするようで 部屋によって文様の色などが違っているとか。
書院群の内部は参観できないので パネルだけ。