chekiangoleosa・yuhsienensis・rusticana
[ 宇治市植物公園ツバキ展
]
原種椿 浙江紅花油茶 チェキアンオレオサ
Camellia chekiangoleosa
紅色 一重 盃状~ラッパ咲き 中~大輪
中国の原種 浙江省、福建省、江西省、湖南省などの山地
中国産ツバキ属の中で 最もヤブツバキに近い種類。
この品種の特徴は ガクが茶色で厚く 枯れたように見える蕾からやわらかな花びらが開くこと。
原種椿 攸県油茶 ユーシ(エ)ネンシス
Camellia yuhsienensis
ユーシネンシス 或いは ユーシエネンシス
白色 一重 細長い花びらは5~7枚 花径は5~7センチ
雄しべの形はグリジシー(十里香)に似るが 花はより大輪
香りの強い系統がある。
中国原産の原種 湖南省の攸県産。
コーベ・カメリア・ソサエティ 早咲き椿展の 「攸県油茶 ユーシ(エ)ネンシス」
原種椿 ルスティカーナ ユキツバキ
Camellia rusticana
日本の原種で 日本海側の気候、風土に順応して雪国にだけ分布。
結実は稀で 倒伏した枝から発根して新しい株をふやす。
花は朱紅~紅色。 一重で平開咲き 花びらは細長く 雄しべとの接合部が小さい。
雄しべの花糸は黄色くユキ芯。
自生地では 株ごとに花色、花形が異なる。