京都 嵯峨野 祇王寺 「薄墨椿」
3月23日の京都府立植物園ツバキ展に 一枝出品されていたが 蕾が固くて どんな花が咲くのか花びらの色さえ見えなかった。
見たい! と思い 四月になってからお電話してみると 「咲いてます。」
ちょっと遅咲きらしい。
嵯峨野は近いので 今朝も曇っていたが折り畳みの傘を持って 出かけた。
受付でお尋ねすると お隣の滝口寺さんの入り口近くに枝を伸ばしているのが「薄墨椿」とのこと。
嵯峨野 祇王寺 薄墨椿
祇王寺さんの園路からは近付けないようで 花が遠い。
花びらの縁が黒っぽく見える花もあったが・・・
このところの寒さで傷んだせいか・・・ 気のせいか・・・
受付の方がおっしゃるには
「普通のヤブツバキと あまり変わりませんよ。」
そんな・・・ わざわざ見に来たのに・・・
気を取り直して お庭を拝見。
苔の広がるお庭は素晴らしく 工事中の御門の脇に咲くツバキは 紫色も感じられるような深い色合いだった。
ご本堂の脇に立つ石灯籠は 何という型なのかしら・・・ 変わっている。
嵯峨野の雰囲気を味わった後 次は 鹿ケ谷の霊鑑寺さんへ。
京都 鹿ケ谷 霊鑑寺
「散椿 チリツバキ」は盛大に散っていた。 来るのが ちょっと遅かったのか。
原木の「日光 ジッコウ」は痛々しい姿ながら 枝先に僅かに花を咲かせていた。
ガンバレ!
原木の花は遠すぎたので 脇の二代目?の花をパチリ。
ちょうどいい状態のツバキを撮るのは 本当に難しい。
いくら好きでも お寺さんや植物園に日参するのは ちょっとしんどい。
我が家のツバキだけは 「今でしょ!」 というタイミングで撮影できるのだけど・・・
ツバキ展に並ぶような立派な花を咲かせるのは・・・ 私にはちょっと難しい。
また来年も ツバキを追いかけて元気に出かけられると いいな。
次回出会った時には もっと綺麗に撮ってあげたい。
霊鑑寺さんで撮影できた「金世界」や「宴」などの画像のアップは また後日。
昨年までの画像は 以下のリンクからどうぞ。