大聖寺「胡蝶侘助」・「玉兎」・宝鏡寺「月光」・「娘侘助」・「熊谷」
大聖寺 胡蝶侘助 コチョウワビスケ
Camellia wabisuke 'Kochô-wabisuke'
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桃紅色地 白斑入り 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
大聖寺の説明書きには 以下のように書かれていた。
御寺御所とも呼ばれ 京洛第一位の綸旨を賜ったと伝えられる 格式の高い 花に縁の深い尼寺
大聖寺 玉兎 タマウサギ
別名 : 白菊 シラギク
Camellia japonica 'Shiragiku'
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白色 重ねの厚い千重咲き 細長い樋状弁は時に列弁咲きにもなる 中輪
1695年の「花壇地錦抄」に載る古い品種。
樋状の細長い花びらが菊のように尖って見える。
外弁から順に小さくなっているため 重なり合って整然と並んでいる。
宝鏡寺 月光 ガッコウ
Camellia japonica 'Gakkô'
synonyms : 'Bokuhan','Shiroshin-bokuhan'
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別名 : ト伴 ボクハン (関東)、 白芯ト伴 (愛知)
濃紅色 唐子咲き 花芯の唐子弁は白色 花糸は紅色 小輪
江戸期より広く知られた古典品種中の名花。
環境により 唐子部の白色の葯に紅色の小絞りが混じる。
宝鏡寺の説明書きには 以下のように書かれていた。
百々(どど)御所とも称し 人形の寺また花の寺、椿の寺としても有名
なかでも熊谷は肥後椿の原木となった巨木
貴重な京椿の一つ
宝鏡寺 娘侘助 ムスメワビスケ
「胡蝶侘助 コチョウワビスケ」のようにも見えるが 宝鏡寺さんでは「娘侘助 ムスメワビスケ」と呼ばれている品種
桃紅色地 白斑入り 一重 猪口咲き 侘芯 極小輪
宝鏡寺 熊谷 クマガイ
Camellia japonica 'Kumagai'
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濃朱紅色 一重 平開咲き 梅芯 大輪
別名 : 光明
三倍体の品種で 花も葉も大型で肉厚。
雄しべが弁化して唐子咲きになることもある。
中国産の原種 「浙江紅花油茶 セッコウベニバナユチャ」に由来するとの説がある。