修学院離宮 下離宮
桂離宮の参観申し込みはハズレばかりだけど 運良く当たった修学院へ。
朝から寒かったが 表総門に着く頃には小雪が舞っていた。
前回は工事中で撮れなかったので デジカメを庇いながら頑張って撮影したが 暗くて冴えない写真。
修学院離宮 表総門
ヒノキの門柱と竹の組み合わせは 桂離宮に似ている。
案内の方のおっしゃるには 今日が今年最後の参観 とか。
本当に 運がよかった。 物凄く寒かったけど 参観が始まる頃には 薄日も差してきた。
朝鮮灯籠と袖形灯籠
前回の参観ではほとんどの石灯籠の撮影を済ませているので 今回は撮らないでおこうと思っていたが 見ると・・・やっぱり撮りたくなる。
下離宮 櫓形灯籠
桂離宮の石灯籠は小型のものが多いが 修学院離宮の広いお庭に立つ石灯籠は大きなものが多い。
下離宮 寿月観 じゅげつかん
「寿月観」一の間の飾り棚には 原在中による鶴の絵と岩と蘭の絵。
一の間の襖四枚には 岸駒(がんく)による「虎渓三笑」。
二の間の杉戸には 作者不明の夕顔の絵。
広い前庭の小さな滝は「白糸の滝」と呼ばれ 滝口の三角形の石は富士山に見立てられているとか。
滝からの流れは広がって 飛石で対岸に渡れるようになっている。
下離宮から中離宮へ
下離宮の東門を出て三叉路を右に進むと 左手には東山 振り向けば御馬車道の向こうに大刈り込み 右手には低く京都市街が見える。
遠く北山の「左大文字」の右半分が 山の中腹にかすかに見える。