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「松竹梅の寄植え」講習会

迎春用に「松竹梅の寄植え」を作りたいと思ったが 決まり事などが分からないので 植物園の講習会で教えてもらってきた。

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「松竹梅の寄植え」 植え方見本図
京都府立植物園

「松竹梅の寄植え」 植え方見本図
京都府立植物園

「松竹梅の寄植え」 材料一式
京都府立植物園


受付で席番札をいただいて席に着くと 鉢から材料一式が揃えられていた。
五葉松・白梅・笹・紫金牛(ヤブコウジ)・南天・フキタンポポ・縞セキショウ・苔・石・寒水石・土・鉢

鉢は青い角鉢で33センチx22センチ。 石は 大・中・小 の三つ。

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「松竹梅の寄植え」 先生のお手本
京都府立植物園

「松竹梅の寄植え」 先生のお手本
京都府立植物園

「松竹梅の寄植え」 植え込んだところ
京都府立植物園


最初に先生がお手本を見せてくださった。
いろいろ説明しながら ささっと手早く植え込まれたのを見て なるほど! と わかったような気になった。

ところが 実際に始めると 梅の形も 松の形も それぞれお手本とは違っているので そっくりそのままには作れない。
あれこれ迷っていると 「盆栽会」のみなさんがいろいろ教えてくださった。
梅と比べて松の背が高すぎて困っていると 松を斜めに植え込めばいい と教えてもらった。
フキタンポポの置き場所に迷っていると 離して植えて小さな島にすればいい と教えてもらった。

一番悩んだのは 石の置き方。
先生は 「お好きな様に並べてください。」・・・それが一番難しいのですけど・・・
参加なさっている方々の鉢を拝見すると それぞれ違っていて それぞれ素敵に見えた。

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「松竹梅の寄植え」 苔を貼った状態

「松竹梅の寄植え」 苔を貼った状態

「松竹梅の寄植え」 苔を貼った状態


石の姿を眺めたり 全体の形を離れて見たり のんびりと楽しんでいたら 周りのみなさんが帰り支度を始められた。
寒水石は 家に帰ってから水遣りをして 苔が落ち着いてからの方がいい と聞いて 私も苔を貼るところまでで帰ってきた。

家に帰って たっぷりと水遣りすると なかなかいい感じ。
梅の足元の石と縞セキショウが岸辺の雰囲気がして とっても素敵。
ただ ヤブコウジが妙に目立っているのが気になる。 斜めに植えて背を低くして 石に沿わせるようにすればよかった。

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「松竹梅の寄植え」 寒水石を入れて完成

「松竹梅の寄植え」 寒水石を入れて完成

「松竹梅の寄植え」 寒水石を入れて完成


寒水石を置く部分は土を取り除いて低くして 寒水石をたっぷりと入れた方が綺麗に見える と教えてもらったので そのようにした。

寒水石が入ると一段と引き締まった感じがして 岸辺に生える梅の古木 の雰囲気。
小島のフキタンポポも 可愛い!
よかった~
白梅はお正月には咲く とおっしゃっていたので たのしみ。

お正月が過ぎて花の終わった後のことも教えてもらったので それぞれ植え替えて大切に育てます。
いろいろ ありがとうございました。

 京都府立植物園