菊花展 京都府立植物園
気持ちの良い秋晴れの日。
植物園の菊花展に見学に行ってきた。
今年は猛暑の影響で開花が遅れているように聞いていたが 見事に咲いた大きな花が並んでいる。
まるでドッジボールのように丸く盛り上がるように咲いていた。 30センチくらい有りそう。
私の菊は 空気の抜けたソフトボールくらいかな・・・
大きな懸崖仕立てや 小菊の盆栽仕立てなど どんな風に作られたのか見当も付かない。
嵯峨菊もたくさん咲いていた。
背丈も高く 株元には朝顔の行灯枠が立てられていた。 なるほど こうすればいいのね。
一本の苗からたくさんの花を咲かせる「千輪仕立て」も飾られていた。
背丈の低い「福助仕立て」を五種並べる「福助花壇」は とても可愛かった。
来年は是非私も作ってみたい と思っている。
「三本仕立て」を12鉢並べる「大菊花壇」には圧倒された。
これまで何度か菊花展を見たことが有るが 今年は自分も育てているので 極大輪の三本仕立てをこれだけ揃えるのがどれほど大変か少しは想像できて 見方も少し違ったような気がする。
花の大きさだけでなく 花びらの並び方や花の向きなど どうしてあんなに揃っているのだろう・・・
「良いお手本を見ることは とても勉強になります。」 講習会の先生もおっしゃっていた。
見る目を養うことが必要で 少しずつでも近付きたいという意欲を持ち続けられれば 上達できる らしい。
三本立てが三鉢横に並び それが四段 徐々に背が高く仕立てられている。
前には「品種表」が置かれていて 我が家ではグチャグチャの花が咲いている「国華強大」の名前も見えたが きちんと整った姿の花が咲いていた。 それが当たり前なのよね・・・
京都府知事賞の品種表 上の段から
国華横綱・国華晴舞台・宗像仏暁
折紙・岸の秋鈴・泉郷水晶
精興右近・国華越山・国華桃月
国華翔・国華紅天下・国華筑前