西国第一番札所 那智山青岸渡寺
台風のような強い雨風の中 那智山青岸渡寺にお参り。
那智山は遠いので 今回は京都発で日帰りのバスツアー。
初めての参加で勝手が分からず 片道5時間のバスとか 400段以上という石段など 不安が一杯な上 週間予報が大当たりで集合場所に着いた頃から降り始めた。
7時半に出発して何度か休憩しながら 那智山の石段下に着いたのが1時。
昼食はバスの中で11時頃にお弁当をいただいた。
傘を差しても足元や背中が濡れるような吹き降りの中 水が溜まったり流れたりしている石段を 足元を気にしながら 444段 上りきった。
お堂に上がって 先達さんとともに皆で声を合わせて「般若心経」など唱える。
バスの中での練習の成果か 皆さんお上手 と思ったら 何度も参加されているベテランさんが多かった。
青岸渡寺でのお参りの後 お隣の熊野那智大社もお参り。
晴れていれば 三重塔の右奥に那智の滝が見えるのに 全く姿がない。
「こんな日も珍しい。」 と 先達さん。
濡れた石段の下りは一層危なくて 手すりを頼りに ゆっくりと降りた。
滝の近くまでバスで進み 石段を降りて滝に近付くと ゴーゴーと水音が響き 雨としぶきをたっぷりと浴びた。
これだけ済ませれば 後は帰るだけ。
休憩場所で お土産も買った。
片道5時間というのは退屈だろうと思い 「花を撮る」という本を持参していたが 相席の方がバスツアーの経験者で楽しい話題の多い方だったので 本を開くことも無く たのしい時間を過ごすことが出来た。
石段も思ったほどきつくもなかったので 足が痛くなることも無く もう一箇所くらいお参り出来そうなくらい。
これで バスツアーのお参りに自信が持てた。
あと何回か参加してみようかな。