大仙公園 堺市茶室
[ 堺市 大仙公園
]
大仙公園の日本庭園でツバキを見る前に 茶室の庭を拝見してきた。
門をくぐると左手に 九重の石塔が見えた。
基礎の背面には 「嘉元四年(1306)」の刻銘があり 造立年代の明らかな鎌倉後期の優作 とのこと。
茶室は「黄梅庵 おうばいあん」と「伸庵 しんあん」があり 庭は自由に見ることが出来る。
蹲踞や石灯籠がいくつかあり 織部灯籠かと思った石灯籠もあったが すぐ近くにある博物館でお尋ねすると 「織部灯籠ではありません。」 ・・・残念。
そういえば 竿石には左右のふくらみが見えず 火袋の左右にも円や三日月型の窓が見えない。
庭には幾つかの石灯籠があったが それほど古くないもののように見えた。
博物館の方のお話では 普通の石灯籠 とのこと。
春日型と織部型の区別しかできない私には どれも少しずつ違って見えて 興味深く面白かった。