法然院 ヤブツバキ (2007.4.3.)
9時30分からの公開に間に合うよう 早めに出かけたが もうすごく冷え込んだ朝で 冬のような身支度。
東山の「椿ケ峰」と呼ばれる辺りは ヤブツバキの群生地として有名で 麓にある法然院の参道には 赤い花がいくつも落ちていた。
総門を左に曲がると 数寄屋風の茅葺の門が見えてくる。
参道の両側には杉木立が並び その根が 掃き清められた地面に浮き上がるように現れていて 水面のさざなみのような風情。
山門をくぐると 左右に 白砂壇(びゃくさだん)と呼ばれる白い盛り砂がある。
水を表す砂壇の間を通るのは 心身を清めるためとか。
お玄関から上がらせていただいて すぐの所に ツバキが咲いていた。
お寺の方に尋ねてみたが 品種名がわからなくて ちょっと残念。