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2007年04月04日

法然院 ヤブツバキ (2007.4.3.)

法然院 ヤブツバキ

法然院 ヤブツバキ


9時30分からの公開に間に合うよう 早めに出かけたが もうすごく冷え込んだ朝で 冬のような身支度。
東山の「椿ケ峰」と呼ばれる辺りは ヤブツバキの群生地として有名で 麓にある法然院の参道には 赤い花がいくつも落ちていた。

総門を左に曲がると 数寄屋風の茅葺の門が見えてくる。

法然院 石段 法然院 山門

法然院 石段

法然院 山門


参道の両側には杉木立が並び その根が 掃き清められた地面に浮き上がるように現れていて 水面のさざなみのような風情。

山門をくぐると 左右に 白砂壇(びゃくさだん)と呼ばれる白い盛り砂がある。

法然院 哲学の道

法然院 白砂壇(びゃくさだん):左

法然院 白砂壇(びゃくさだん):右


水を表す砂壇の間を通るのは 心身を清めるためとか。

お玄関から上がらせていただいて すぐの所に ツバキが咲いていた。

ツバキ ツバキ

法然院 ツバキ

法然院 ツバキ


お寺の方に尋ねてみたが 品種名がわからなくて ちょっと残念。

2007年04月05日

法然院 三銘椿 (2007.4.3.)

方丈前の庭園は 中央に阿弥陀三尊を象徴する三尊石が配置された 「浄土庭園」とのこと。
緑一色の中に 万両の赤い実だけが色を添えている。

法然院 方丈庭園 法然院 三銘椿

法然院 方丈庭園

石橋の向こうが三尊石

法然院 三銘椿

手前から 五色八重散椿 貴椿 花笠


一方 中庭には三銘椿が大きく育ち 空に向かって色があふれていた。

順路をたどって すぐに見えるのが 五色八重散椿

五色八重散椿 五色八重散椿

法然院 五色八重散椿

紅、桃、白、紅白絞りなど 様々に咲き分ける

法然院 五色八重散椿

花弁が一片ずつ散るのが特徴


中央が 貴椿 (あてつばき)

貴椿

貴椿 (あてつばき)

白地 紅縦絞り 八重 法然院の固有種


一番奥が 花笠

花笠 花笠

法然院 花笠

紅色 白斑 八重 中輪

法然院 花笠

法然院の固有種


植物園のツバキ展では 一輪挿しに生けられて並んでいたが 木に咲く花を見たいと思った。
写真集などで綺麗な写真も見たが 実際に その木の前で眺めることが出来て うれしくて寒さも忘れて見とれたり 撮影したり・・・

2007年04月06日

法然院 手水鉢 (2007.4.3.)

三銘椿の近くの軒下には たくさんの椿で飾られた手水鉢があった。

手水鉢

手水鉢の椿花

法然院にて 2007.4.3.


かなりの品種があるようなのに お庭に下りることは出来なかったので 全て拝見できなくて 残念。
幾種か撮れたが 名前はわからない。

椿 椿

椿 法然院にて

2007.4.3.

椿 法然院にて

2007.4.3


順路に沿って 豪華な襖絵などを拝見した後 霊鑑寺に向かった。