修学院離宮 寿月観 じゅげつかん
[ その他
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「寿月観」の扁額は後水尾上皇の宸筆。
花菱紋の欄間の下の襖には 虎渓三笑の絵が岸駒(がんく)により描かれている。
東の窓からの眺めは素晴らしく 特に紅葉の頃が美しいとのこと。
一間半の床の間の横には琵琶床と飾り棚があり 棚の戸袋には鶴の絵 地袋には岩と蘭が描かれているが 筆は原在中。
夕顔の描かれた杉戸は光格上皇のお好みで 仙洞御所から移されたと伝えられている。
杉戸の内側は お水屋。
東門から出ると広い田畑と松並木の向こうに東山連峰が見え 上離宮へ向かう道と中離宮へ向かう道の三叉路に出る。
先ずは 右手の中離宮へと向かう。
修学院離宮
下離宮
表総門
御幸門、御輿寄
・寿月観
袖形灯籠、朝鮮灯籠、櫓形灯籠
中離宮
楽只軒
客殿 霞棚
キリシタン灯籠、埋け込み灯籠
上離宮
浴龍池、隣雲亭
楓橋、千歳橋、土橋
御舟屋、御船着、御腰掛、大刈込
山寺灯籠、滝見灯籠