桂離宮 七つのキリシタン灯籠 その4
「桂離宮には七つのキリシタン灯籠がある。」 という話は本当だった。
ネットで読んで 撮影してきた石灯籠を調べてみると はっきりしない一つを合わせると五つのキリシタン灯籠が写っていた。
残り二つは どこにあるのか・・・気になる。
桂離宮と宮内庁京都事務所に電話して 教えていただいた。
「石灯籠は全部で24 そのうち織部型が七つあります。 全ての石灯籠を順路から見ることはできません。」
桂離宮 七つの織部型石灯籠(キリシタン灯籠)
1 大堰川と鼓の滝の手前 左側 キリシタン灯籠 その1
2 松琴亭への石橋の手前 右側 キリシタン灯籠 その2
3 松琴亭舟着場から見える 中島の岸辺 キリシタン灯籠 その3
4 松琴亭舟着場 : この石灯籠
5 賞花亭から下りる途中 左手 キリシタン灯籠 その5
6 古書院前舟着場 松の根元 : 画像なし
7 御輿寄 前庭の築山 キリシタン灯籠 その7
「松琴亭船着場の石灯籠には竿石のふくらみは見えないが 織部型と言われています。」 とのこと。
ということで 昨日「松琴亭船着場の石灯籠」としてアップしたものが 実は「キリシタン灯籠 その4」 だった。
確かに 写真集の解説にも
「松琴亭の西側には切石をたたんだ舟着が設けられ、その照明に織部型の石灯籠が立っている。」 と書かれていた。
これで 私が撮影できたのは 6つになった。
残る一つ 「古書院前の舟着場 松の根元」は 見え難く撮りにくい位置とのこと。
舟着場近くには立ち入れないし 対岸の賞花亭からは遠く 木立もあるので見通しが利かない。
月見台の下は通れるので その時に松の根元を探すしかチャンスは無い。
これは もう一度申し込んで 行くしかない。