京都 桂離宮 月波楼よりの眺め
2008年5月13日
京都 桂離宮 月波楼 「歌月」
2008年5月13日
京都 桂離宮 月波楼 「月波楼」
2008年5月13日
月波楼は古書院と並んで池辺に建てられた 観月のための茶亭。
南側は杮葺の寄棟造りで 口の間は低い切妻屋根になっている。
北向きの破風には「月波楼」の額がかかっている。
月波楼の名は 白楽天の西湖詩にある句より採ったもの。
「月点波心一顆珠」 : 月は波心に点じ一顆の珠
「歌月」の扁額は霊元上皇の宸筆と伝えられ 土間の上がり口上方には近くの御霊社にあった唐船の絵馬額を掲げている。
松琴亭より望む古書院と月波楼
2008年5月13日
楼と呼ぶには無理がある平屋建てだが 小高い盛土の上に建っているので 池の面を広く見下ろすことができる。
古書院の月見台が主に月の出の観賞を目的としているのに対し ここでは池水に映る月の影を賞した。