京都 桂離宮 新御殿・中書院・古書院
[ 桂離宮 5月
]
書院群は 右(東)より古書院・中書院・楽器の間・新御殿が後ずさりの雁行形に建っている。
古書院と中書院は 中秋の観月に最適の方位として 東から南に19度振れた当地に最も適切な配置がなされた。
新御殿は 智忠親王が後水尾上皇をお迎えするために増築された建物。
三つの書院は いずれも杮葺入母屋造りで それぞれの床の高さは異なるが 桂川の氾濫に備えて高くしてある。